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帯電体質(静電気体質)とは?

静電気体質(帯電体質)」、別名響きの杜クリニック命名「帯電障害」、当院命名「帯電過敏症」がさらに進むと家電や携帯電話などの電磁波発生源の近くで具合が悪くなり、生活に支障を来す「電磁波過敏症」になる可能性があります。「電磁波過敏症」は「化学物質過敏症」の約3割に併発すると言われ、かなりの方が電磁波で苦しんでいると思われます。

【1】髪の毛の長さと衣服の関係

髪の毛が長い場合

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下敷きを髪の毛に擦ると静電気が発生する理由をまず最初に読んでご理解いただけると分かりやすいです。さて本題です。ロングヘアーで悪い組み合わせは、ポリエステル製の服です。互いに擦れ合ったりした場合、上記帯電表より、髪の毛はプラス、ポリエステル製の服はマイナスに帯電することが分かります。髪の毛と下敷きの関係と想像すると理解しやすいです。そこで衣服がマイナスに帯電したしている時、何が起こるかというと、接している皮膚の表面がプラスに帯電します。この現象は静電誘導といいます。つまり下着ポリエステル自体がマイナスに帯電するのでその場合、静電誘導で皮膚側が自動的に表面がプラスに帯電するので特にダメージを受けやすく、長期的には次のステージである化学物質過敏症に移行します。
まとめると髪の毛はプラス、ポリエステル製の服はマイナス、皮膚はプラスの関係となります。ちなみに、ロングヘアーで帯電過敏症の方の多くは、ショートヘアに変えることで体が帯電することを防げます。これをご存知の方はショートヘアに変えている方が多いです。

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髪の毛が短い場合

ショートヘアなのに帯電する場合は、衣服の組み合わせが原因の一つと考えられます。同じ素材ではあまり帯電しませんが、素材の異なる衣服と衣服が擦れ合うと片方の衣服の表面がプラス、もう一方の衣服の表面にはマイナスの電気が帯電します。なので同じ素材で統一しましょう!
悪い組み合わせ例として、
①上着をウール+②下着をポリエステルで、この2枚を同時に着た場合、上記帯電表を参考にすると、ウールはプラス、ポリエステルはマイナスに帯電することが分かります。これはロングヘアーと同じ関係です。なので下着ポリエステル自体がマイナスに帯電するのでその場合、静電誘導で皮膚側が自動的に表面がプラスに帯電するので特にダメージを受けやすく、長期的には次のステージである化学物質過敏症に移行します。

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まとめると上着:ウールはプラス、下着:ポリエステルはマイナス、皮膚はプラスの関係となります。衣類の繊維の組み合わせによって、帯電のしやすさが異なりますので、ある程度は静電気を防ぐことができます。セーターとフリースのようなウール素材とアクリル、ポリエステル素材は静電気が発生しやすく、両方を組み合わせれば静電気は非常に発生しやすくなります。綿が一番静電気を起こしにくく、絹、革、レーヨンなどを上手く組み合わせると静電気は起こりにくくなります。

以下の順番で発症することが多いと考えられます。
「帯電過敏症」→「化学物質過敏症」→「電磁波過敏症

【2】 靴の素材と女性の関係

体調が悪い時、裸足になると改善する方がごく少数おられます。その場合、静電気をため込みやすい原因の一つが、靴底の素材にあります。

ラテックスやゴムなどの靴底

人工素材、特にラテックスなどゴム底の靴は静電気をため込みやすい。本当はアース(地面)に接地され、足を通して地面へ自然に発散されるはずの静電気が、ラテックスやゴムなど電気を通しにくい人工素材を靴底に使った靴をはくことで地面に流れずどんどんたまってしまうのです。世の中には静電気防止シューズなるものもたくさん出ています。スニーカーからクロックスタイプまでかなり幅広く市販されています。精密機器を扱う工場の従業員や病院の医師、技師、看護師さんはこういった静電気防止靴を履いてたりします。
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レザーソール(革底)の靴底
底のソール部分が革など天然の素材であればある程度電気を通してくれます。静電気をため込む原因にもよりますが、少なくともラバーソールの靴より症状が緩和されるはずです。
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これが男性と女性ではかかとの形状が異なり、地面に接地する面積がハイヒールの場合、男性より小さいため地面に流れなくなります。ヒールは高くなればなるほど、またヒールの直径が細くなればなるほど、地面に静電気が流れにくくなるため帯電体質の女性になりやすいと考えれらます。
靴底から静電気を逃がし、スパークの発生防止の静電靴に変えると効果が期待できます。
銀歯があると上記の理由で相乗効果がまして電磁波の影響を受けやすくなります。

【3】毎日使うトリートメント系が原因の場合

【概要】
電磁波過敏症は皮下脂肪に長期間蓄積された化粧品等に使われている合成イオン性界面活性剤等の有害化学物質が炎症を起こし、その周りの静電気が電磁波の影響を受けて炎症箇所を刺激し、痛み等の症状が生じるのがこの病気。化学物質過敏症を併発するのはこのためである。」という考え方もネット記事にはあるので、合成イオン性界面活性剤等の強弱の差に加えてそれを多く利用している人とそうでない人、またはきちんと洗い流している人とそうでない人に分かれることから、体表面に吸着したイオンにより電磁波が頭部や皮膚に影響を受ける人と受けない人に分かれると考えられます。特に頭部に残留した陽イオンには気をつけましょう。


具体例として洗顔せっけん、シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディソープ石けん等について、ご説明いたします。
【基礎編】
基礎知識としてまずここから押さえていきましょう!細胞が興奮していないとき(静止時)の膜電位は、どの細胞も細胞膜をはさんで細胞内はマイナス、細胞外はプラスになっています。これを静止電位といいます。すなわち、生き物の内部細胞はやや微弱にマイナスに帯電しているということです。内側の細胞がマイナスなので皮膚表面などの体表はプラスに帯電しやすいです。細胞にとってはマイナス側よりプラス側の電気の方がダメージが大きいのです。そこで陰イオンと陽イオンについて少し解説していきましょう。

  • A 陰イオン群:マイナスの細胞内に対して、電気的にマイナスで互いに反発し合う性質をもつ、いわゆる陰イオン界面活性剤である洗顔せっけん(陰イオン)やシャンプー(陰イオン)ボディソープ石けん(陰イオン)があります。この反発し合う性質を利用して陰イオンに取り込まれた汚れが体から離れていきます。
  • B 陽イオン群:マイナスの細胞内に対して、それに対して電気的に反発せず、プラスとしてむしろお互い電気的に引き合う陽イオン界面活性剤であるリンス(陽イオン)、トリートメント(陽イオン)、コンディショナー(陽イオン)、柔軟剤(陽イオン)があります。この引き合う性質を利用して陽イオンに取り込まれた水分による保湿効果やその他の有効な成分の保持に作用してます。

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上記を踏まえご説明いたします。通常、Aの陰イオン群は水で洗い流すことで、残らないですが、Bの陽イオン群は流れにくく、電気的マイナスの体によく付きます。いわゆる帯電です。一部の人でBの陽イオン群が、十分に流せていないことが考えられます。流し方は様々で、下を向いて体から髪の毛を離し、よく流せば体本体には付着しませんが、立位で背中の方に髪の毛が付いた状態で流せば体に電気的に付着し、体全体が電気的に陽イオン界面活性剤で覆われます。陽イオン界面活性剤を多く利用している人とそうでない人がいますので、利用頻度や残留量また、皮膚の弱い方や強い方で、陽イオンが帯電している頭部の表面や皮膚の表面に対して、電磁波の影響を受けやすい人とそうでない人に分かれると考えられます。詳しくは分からなくても体につけないようにこれらを上手に洗い流している女性が多いですが、そうでない方も中にはおられます。

さまざまな医療現場で、電磁波過敏症患者には女性が多いと言われています。Aの陰イオン群である陰イオンの洗顔せっけんや一般的な石けんは誰でも使うので、性別差はありませんが、Bの陽イオン群であるリンス(陽イオン)、トリートメント(陽イオン)、コンディショナー(陽イオン)等を使用する頻度や量が、男性よりも女性の方が圧倒的に多いため、男性より発症率が高いのは納得できる話で、長い髪の毛をしているのも普通に男性より女性が多いですよね。子育てで忙しいと洗い流す時間が取れないのでその時一時的に発症する人がおられます。

ちなみに化学物質過敏症との関係として、電磁波過敏症化学物質過敏症は、ほぼ同時に起きる事が多いと言われます。化学物質過敏症患者は女性に多く 7 割以上が女性で、40歳代、50歳代に多くみられます。皮膚は刺激を感じると炎症を起こします。皮膚の表面に対してダメージを受けている人が、同時に化学物質過敏症になる人が多いのも腑に落ちる話です。詳しく言うと、皮膚や粘膜のタンパク質と体表の陽イオンが結合し、体が本来もっていないタイプのタンパク質に変化します。このタンパク質に対して免疫細胞が過剰に反応すると炎症が起こります。

まとめ
陽イオン界面活性剤により2つの影響を人体は受けます。

  • 一つは、体表面における陽イオンの帯電で電磁波の影響を受ける「電磁波過敏症」です。
  • もう一つは、陽イオン界面活性剤が頭皮や全身に与える影響で、皮膚が炎症を起こす「化学物質過敏症」。コインの裏表みたいな感じです。

【4】食事中にある金属元素の影響?

女性はよく野菜を積極的に取るとよく言いますよね。そこにも落とし穴が!「アルミニウム」は、天然にも土壌、水、空気中のちりなどに広範に存在します。土壌などから吸収されたアルミニウムが野菜、穀類、魚介類などに微量に含まれるほか、膨脹剤、色止め剤、品質安定剤などの食品添加物にアルミニウムが含まれています。髪の毛の検査から過剰なアルミニウムが検出されることがありますが、その方は過剰な野菜接種者です。アルミニウムは電磁波の影響を受けるかなりの上位金属なので頭の髪の毛に過剰にある場合、かなり敏感な方はその影響を感じるかもしれません。アルミの電磁波影響をご参照ください。

【5】銀歯が多い 性別とは

3Mヘルスケアの調査によると男性より女性の方が銀歯が多いという調査結果がでています。男性76.6%に対し、女性は82.9%でした。銀歯は電磁波の影響で電流が発生するのでこれが体に帯電します。つまり銀歯が有り、上記1から4が含まれると相乗効果でかなりの電磁波過敏症になる率が高くなります。