化学物質過敏症とレジンアレルギー
化学物質過敏症は,「過去にかなり大量の化学物質に一度曝露された後,または長期間慢性的に化学物質の曝露を受けた後,非常に微量の化学物質に再接触した際にみられる不快な臨床症状」
どのようなものに反応を起こすのか?
*香料等を含む洗剤、柔軟剤、アルコール消毒剤、芳香剤、消臭剤などの日用品や化粧品
*殺虫剤や虫よけスプレー、農薬
*接着剤や塗料、住宅建材、排気ガス暖房等の燃焼ガス などですが、歯科の接着剤や歯科で使われる白い材質レジンの匂いにも反応します。
化学物質過敏症の特徴は?
主な症状としては、めまい、ふらつき、吐き気、思考力低下、集中力低下、頭がボーッとする、倦怠感などがみられますが、それ以外にも気分が悪くなって我慢できなくなるほか、精神不安定なども起こります。
歯科において、レジンはアレルギーの対象となり、化学物質過敏症の方は、通常、人が臭うことができない微量の匂いを嗅ぎ分けることができるがゆえに歯科でよく使うレジン独特の匂いで、違和感を感じることがあります。以下の動画がそれです。
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