【日本はなぜ銀歯？】

銀歯による虫歯治療は日本特有で、これは日本の保険診療が関係しています。 保険診療は、厚生労働省が策定した診療報酬の点数に基づいて行っているので銀歯になることが多いのです。 患者様は好んで銀歯にしたいとは思っていませんが、保険制度上やむを得ないところもあります。 国民皆保険制度は日本が持つ素晴らしい制度です。
日本の素晴らしい保険制度は、歯科治療も医科と同じように健康保険が適応されむし歯や歯周病になったとしても、患者さんが一定の料金を払えばその残りを国が負担してくれます。
諸外国ではこのような保険制度がないところも多く、むし歯や歯周病などの疾患にかかってしまったら高い治療費を自分で払わなければいけません。
その理由からか歯に対する意識がとても高く、日々むし歯や歯周病にならないよう予防や自己管理をしているところが多いのでしょう。
保険制度はとても助かる仕組みですが、それが原因で日本人は「むし歯になる前に予防する」ではなく、「むし歯になってから治療すればよい」という意識になってしまっていることも事実です。

【海外では銀歯がない理由？】

日本みたないな保険制度のない海外では銀歯ではなく基本メタルレスの治療が一般的です。
健康被害の恐れがある銀歯は、水銀アマルガム、12%金銀パラジウム合金などが使われ、医療先進国のドイツではどちらも歯科治療の使用が禁止されています。また、イギリスやベルギー、スウェーデンでは、子供や妊婦への水銀アマルガムの使用が厳しく制限されています。
金銀パラジウム合金は金や銀のほか銅やパラジウム、亜鉛などさまざまな金属が配合されています。そのため口の中で腐食し溶け出しやすいのです。

【海外でも電磁波の影響を受ける人がいるの？】

外人特有のタトゥー（入れ墨）が原因と考えられます。タトゥーの材料は原料がコバルト、銅、亜鉛、鉄といった金属を含んでいるため、禁忌として「エステ用の電磁波ラジオ波は掛けられません。」となっており、電磁波の影響を受けるということになります。銀歯からでる金属のシミすなわちメタルタトゥーを人為的に入れている状態なのですから当然でしょう。

黒色のタトゥーインクの顔料は主にカーボンブラックという炭素粒子。いわゆる墨です。ちなみにアレルギー反応の可能性高いものとして挙げられるのは「赤色」と「黄色」で、

• 青は天然ウルトラマリンやコバルトなどの無機顔料やフタロシアニンなどの有機顔料も存在し、
• 赤色は硫化水銀やカドミウム、酸化鉄など。中でも特に、従来の赤色のインクは硫化水銀の含有率が高くトラブルの多いインクだったのは間違いないが、水銀由来の顔料が含まれるインクは近年は急激に無くなりつつある傾向にあります。

このように日本は銀歯、海外はメタルタトゥーが体に多く入っている人ほど電磁波の影響は、ない人よりあります。

各国でバラつきはあるものの

• アメリカ
  2013年度の調査によると40歳までの大人の40％がタトゥーを入れているアメリカ。とある調査では、イギリスでは16歳から44歳のうち1/3がタトゥーを入れているという結果も出ていると言われている。イギリスの場合、一般的にタトゥーはタブー視されていない。

• イタリア
  先進国の中では最もタトゥーに対し寛容的な国の一つ

• 中国
  現在、技術を要する可憐で繊細な作品を彫る有名アーティストが多数存在し、各国と比較しても先進的だと言えるのでは無いだろうか。

• ロシア
  ファッションとしてのタトゥーは若者たちを中心に大変人気があるようだ。1990年代から合法のタトゥーショップができ、賑わいを見せている。

• オーストラリア
  オーストラリアでは、子供たちのお楽しみイベントで、タトゥーシールを貼ってくれるアクティビティが人気だ。身近な大人がタトゥーを入れているケースが多いため、子供にとってもタトゥーは特別なものではないようである。