電磁波過敏症の解説
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電磁波過敏症
第一章:銀歯と「電磁波過敏症」との関係
歯科金属が電磁波に影響することも知られてます。歯科金属がアンテナとしての役割を果たすという一面があります。当院の患者様による検証で、銀歯に使われている金属歯科材料が、周りにあるスマホなどの電磁波の影響をより強く受けて、何らかの症状を引き起こしているのも事実です。広義で解釈するといわゆる「電磁波過敏症」と呼ばれるものです。厳密には『コヒーラ現象』です。また陽イオン界面活性剤が皮膚の表面に帯電している状態において歯科の金属が何らかの形で「電磁波過敏症」に強く働きかけている可能性も考えられます。当医院でも治療実績がございます。銀歯を外すことで「電磁波過敏症」がその場で改善しております。
陽イオン界面活性剤としての作用機序
まず金属から溶け出たMn+(陽イオン)が直接触れている部分や、あるいは唾液を介して経口的に血液中に溶け込み、体の他の部位へ運ばれます。皮膚や粘膜のタンパク質と金属イオン(陽イオン)が結合し、体が本来もっていないタイプのタンパク質に変化します。このタンパク質に対して免疫細胞が過剰に反応すると炎症が起こります。歯の詰め物や被せ物として使われている「金銀パラジウム合金」が、金属アレルギーを引き起こす要因となっている方が増えていることも、問題視されております。
これと、トリートメントなどの陽イオン界面活性剤(特にしかも洗い流しの悪い場合)が頭皮や身体に残留していたり、柔軟剤(陽イオン界面活性剤)を使用した衣類を着ていることによる相乗効果で、電磁波過敏症の症状が強よく出たり、それぞれが単体で電磁波の影響を受けているかもしれません。
アンテナとしての作用機序
不明
不明な部分もありますが、口腔内の金属を除去することで、事実、症状が改善しております。
第二章: 銀歯を外すことで「電磁波過敏症」がその場で改善!
電磁波に精通している専門歯科を受診ください。
現在、原因不明の体調不良がある方、歯科金属を取り除く治療をしてみませんか?改善するかもしれません。
歯科材料(特に金属)は24時間365日,ずっと口の中に存在しています。もしも毒性歯科材料(特に金属:パラジウム、アマルガム等)がお口の中にあるとしたらどんなに衣・食・住の素材にこだわっても美容・健康・アンチエイジングの効果は半減してしまいます。アンチエイジングのために最初にすべきことは毒性歯科金属の除去という口腔内のデトックスです!!
現在症状が無くても、今後、様々な体調不良の症状を引き起こす可能性のある口腔内の金属は、体によい訳もないので、できる限りメタルレスの治療をお勧めします。
簡易的な診断方法で症状が改善できない場合は、かみ合わせが悪いことによる影響(原因不明の体調不良、肩こり、偏頭痛、集中力が続かない、ストレスを感じる、耳の症状、手足のしびれ・・・)や金属アレルギーが原因かもしれません。
医院長は歯科放射線科を卒業して学位を取得。電波のスペシャリストです。
今だ未解明の症状のため、その謎を一緒に解明したいと考えております。
第三章:「電磁波過敏症」は避けては通れない“現代病”?
電磁波とはから考えていきましょう。人工電磁波がもたらす健康影響について
電磁界は、「周波数」(「波⻑」)によって性質が異なり、次のように分類されます。
周波数が低い(波⻑が⻑い)⽅から順に、静電磁界、超低周波電磁界、中間周波電磁界、⾼周波電磁界に分けられます。そして「一般的な電磁界の⽣体作⽤」は以下のがあります。
- ⾮常に強い静電界の中では放電による不快感などを⽣じることがあります。
- ⾮常に強い静磁界の中で頭を動かすと、めまいや吐き気などを⽣じることがあります。
- ⾮常に強い超低周波電磁界には、体内電界を⽣じさせ、神経や筋に影響を及ぼす「刺激作⽤」があります。
- ⾮常に強い⾼周波電磁界には、温度を上昇させる「熱作⽤」があります。
このように電磁波過敏症ではなく、非常に強い電磁波の影響で本来、誰でも起きうる症状です。
電磁波過敏症は思い込みでも、デマでも精神病でも頭おかしいでもありません。現状では、「電磁波過敏症」は、正式な診断名称ではなく、あくまで呼称にすぎません。電磁波過敏症の原因を解明した人は世界で誰もおりません。しかし私は実証実験さえしておりませんが、かなり近いところまで行っている感じをしております。
日本ではまだ認知度の低い「電磁波過敏症」は、アメリカの医学者ウィリアム・レイ博士によって命名された病気です。博士によると、電磁波過敏症の特徴は、最初に目・皮膚・神経に症状が現われるということです。そして次に呼吸困難や動悸、めまいや吐き気などの症状が現われてきます。また、疲労感や「うつ」を伴う頭痛や短期的な記憶喪失、手足のしびれや麻痺が起こってくる人もいると報告されています。電磁波対策先進国のスウェーデンやデンマークでは、電磁波過敏症は認知が高く、公的保険の対象にもなっています。
「電磁波」とは、電気が流れているものに周波として伝わり、次々に波を生むものです。電磁波は身近な電気機器でも発生していますが「安全基準」が設けられ、日本では、世界的にみても、厳しい基準が設定されています。
しかしながら、この基準とは関係なく、電気機器などからの電磁波に敏感に反応する体質の方がおり、「電磁波過敏症」という考えが一般化しつつあります。日本は先進国としては、電磁波問題が非常に遅れています。スマートフォンを耳に付けて通話していると、大量の電磁波が脳に直接影響を与えるという研究結果もあります。避けては通れない“現代病”とも言えます。ハイブリッドカーの電磁波障害も最近の問題で、モーター作動時のみ許容範囲とされる2ミリガウスを超え4ミリガウスの場合もあり、上記が常態化していると考えられてます。今後の電気自動車の普及が懸念されます。
ではなぜ知られてないのでしょうか?あくまでも推測ですが、電波発信元の1つであるテレビ局やラジオ局等がみずからこの話題を取り扱うとは思えません。知人の話によると先日、渋谷にある大手放送局で工事があり、そこで仕事をしている班と別の個所で仕事している班とが健康診断をしたところ、放送局の工事班だけ、大半が頭痛を訴えたということです。これの意味するところは・・・
「電磁波過敏症」では、以下のような症状があります。
電磁波過敏症のおもな症状
目の症状:見にくい、目が痛い、目がうずくなど
皮膚の症状:乾燥する、赤くなる、できものなど
鼻の症状:鼻づまり、鼻水など
顔の痛み:顔がほてる、むくむ、水泡、ヒリヒリする
口の症状:口内炎、メタリックな味がする
歯や顎:歯や顎の痛み
粘膜の症状:乾燥、異常な渇き
頭痛:単なる頭痛のみならず記憶喪失やうつ症状まで
疲労:異常な疲れ、集中力の欠如
めまい:気を失いそうな感覚、吐き気
関節痛:肩こり、腕や関節の痛み
呼吸:呼吸困難、動悸
しびれ:腕や足のしびれ、まひ
※米国のウィリアム・レイ博士による分類
第四章: 電磁波過敏症はなぜ女性に多いの?頭がおかしいの?
【合成イオン性界面活性剤について】
「電磁波過敏症は皮下脂肪に長期間蓄積された化粧品等に使われている合成イオン性界面活性剤等の有害化学物質が炎症を起こし、その周りの静電気が電磁波の影響を受けて炎症箇所を刺激し、痛み等の症状が生じるのがこの病気。化学物質過敏症を併発するのはこのためである。」という考え方もあるので、もしかしたら、合成イオン性界面活性剤等の強弱の差に加えてそれを多く利用している人とそうでない人に、またはきちんと洗い流している人とそうでない人に分かれることから、イオンにより電磁波が頭部や皮膚に影響を受ける人と受けない人に分かれるかもしれません。
例として洗顔せっけん、シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディソープ石けん等について、ご説明いたします。
【基礎編】
基礎知識としてまずここから押さえていきましょう!細胞が興奮していないとき(静止時)の膜電位は、どの細胞も細胞膜をはさんで細胞内はマイナス、細胞外はプラスになっています。これを静止電位といいます。すなわち、生き物の内部細胞はやや微弱にマイナスに帯電しているということです。また細胞にとってはマイナス側よりプラス側の電気の方がダメージが大きいのです。(内側の細胞がマイナスなので皮膚表面などの体表はプラスに帯電しやすいです。
【作用機序編】
マイナスの細胞内に対して、電気的に反発する陰イオン界面活性剤である洗顔せっけん(陰イオン)やシャンプー(陰イオン)ボディソープ石けん(陰イオン)があります。それに対して電気的に反発せず、むしろ引き合う陽イオン界面活性剤であるリンス(陽イオン)、トリートメント(陽イオン)、コンディショナー(陽イオン)、柔軟剤(陽イオン)があります。後者は体の表面に帯電する。すなわちダメージがあります。(皮膚や粘膜のタンパク質と体表の陽イオンが結合し、体が本来もっていないタイプのタンパク質に変化します。このタンパク質に対して免疫細胞が過剰に反応すると炎症が起こります。)
通常、陰イオン界面活性剤系すなわち洗顔せっけん(陰イオン)やシャンプー(陰イオン)ボディソープ石けん(陰イオン)等は水で洗い流すことで、残らないですが、陽イオン界面活性剤は体に帯電します。シャンプーは洗い流しやすいですが、陽(プラス)イオン界面活性剤トリートメントは流れにくく、マイナスの体に電気的に付きます。さらにほとんどの人がこのトリートメント系=陽イオン界面活性剤については、十分に流せていないことが考えられます。流し方は様々で、下を向いてよく流せば体には付着しませんが、立位で背中の方に流せば体に付着し、体全体が電気的に陽イオン界面活性剤で覆われます。陽イオン界面活性剤を多く利用している人とそうでない人がいますので、利用頻度や残留量また、皮膚の弱い方や強い方で、陽イオンが帯電している頭部の表面や皮膚の表面に対して、電磁波の影響を受けやすい人とそうでない人に分かれるかもしれません。髪は刺激を感じても炎症を起こしたりはしませんが、皮膚は刺激を感じると炎症を起こします。皮膚の表面に対してダメージを受けている人が、同時に化学物質過敏症になる人が多いのも腑に落ちる話です。
さまざまな医療現場で、電磁波過敏症患者には女性が多いと言われています。陰イオンである洗顔せっけんや一般的な石けんは誰でも使うので、性別差はありませんが、リンス(陽イオン)、トリートメント(陽イオン)、コンディショナー(陽イオン)等を使用する頻度や量が、男性よりも女性の方が多いため、男性より発症率が高いのは納得できる話です。なお、電磁波過敏症と化学物質過敏症は、ほぼ同時に起きるからと言って同一のものとは考えておりません。ちなみに化学物質過敏症患者は女性に多く 7 割以上が女性で、40歳代、50歳代に多くみられます。
まとめ
陽イオン界面活性剤により2つの影響を受けます。一つは、陽イオン界面活性剤が頭皮や全身に与える影響で、皮膚が炎症を起こす「化学物質過敏症」。もう一つは、陽イオンの帯電で電磁波の影響を受ける「電磁波過敏症」。皮膚が生まれつき強い方は、化学物質過敏症を発症せず、電磁波過敏症に限定して影響を受けるかもしれません。最近では、男性もスキンケアをする方が多くなり、男性でも電磁波過敏症の発症が増えています。
「電磁波過敏症」を引き起こす要因の一部はこれで説明できますが、他にも様々な要因が考えられています。非常に強い静磁界が直接脳に影響しているのかもれませんし、歯の金属が影響しているとも言われております。その他、電磁波過敏症はストレスも要因で、これによりマグネシウムを枯渇させ、マグネシウム燃焼率に拍車をかけてるのでマグネシウムを取りましょうという説がありますが、男性よりも女性の方がストレスが多いとも言えません。またPM0.1~2.5のような微粒子が体に溜まると脳神経が乱れ、電磁波が抜けにくい体になるという説、木造2階住宅の床下電磁波環境説、心臓ペースメーカー説もあります。女性が主に影響受けるのは、女性の方がホルモンの影響を受けやすく、下垂体 - 辺縁系が変動しやすいからという説もありますが、最近では、30代の男性にも電磁波過敏症の発症者が増加しているというのでホルモン説では説明がつきません。
陽イオン界面活性剤を全く使ってない、歯科金属の全くない、でも電磁波過敏症的な症状のある方からは、異論がおありかと思いますので、ご意見お待ちしております。いろいろな方のご意見に耳を傾け、追加調査して勉強させていただきます。共同で研究調査してみたい方からのご連絡もお待ちしております。
- 界面活性剤と静電気についてはこちらをご参照ください。(外部リンク)
- 一般の洗浄料に含まれる界面活性剤が、皮膚のバリア機能を破壊するためと言われています。(外部リンク)
- 電磁波過敏症について情報交換掲示板
機械的に対応する方法として、+、-のイオンを含む風を帯電体に与え電化を中和する方法、環境の湿度を上げ空気中に電荷を漏洩させる方法
参照ページ
- 当サイト内部リンク
ガルバニック電流
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スウェーデンの電磁波過敏症患者の話
- 外部リンク
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