髪の毛が長いのが原因の場合
髪の毛が長い場合、お互いの髪が擦れ合ったり、衣服と擦れ合ったりすることで静電気が発生します。要するに体が静電気を帯びるということです。電磁波の影響を受けていると感じている方の多くは、ショートに変えてます。静電気体質をご参照ください。
【帯電列とは】なぜ静電気が発生するの?理由を分かりやすく解説!
陽イオン界面活性剤が原因の場合
【概要】
「電磁波過敏症は皮下脂肪に長期間蓄積された化粧品等に使われている合成イオン性界面活性剤等の有害化学物質が炎症を起こし、その周りの静電気が電磁波の影響を受けて炎症箇所を刺激し、痛み等の症状が生じるのがこの病気。化学物質過敏症を併発するのはこのためである。」という考え方もあるので、合成イオン性界面活性剤等の強弱の差に加えてそれを多く利用している人とそうでない人に、またはきちんと洗い流している人とそうでない人に分かれることから、イオンにより電磁波が頭部や皮膚に影響を受ける人と受けない人に分かれると考えられます。
具体例として洗顔せっけん、シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディソープ石けん等について、ご説明いたします。
【基礎編】
基礎知識としてまずここから押さえていきましょう!細胞が興奮していないとき(静止時)の膜電位は、どの細胞も細胞膜をはさんで細胞内はマイナス、細胞外はプラスになっています。これを静止電位といいます。すなわち、生き物の内部細胞はやや微弱にマイナスに帯電しているということです。内側の細胞がマイナスなので皮膚表面などの体表はプラスに帯電しやすいです。細胞にとってはマイナス側よりプラス側の電気の方がダメージが大きいのです。
- A陰イオン群 マイナスの細胞内に対して、電気的にマイナスで互いに反発し合う性質をもつ、いわゆる陰イオン界面活性剤である洗顔せっけん(陰イオン)やシャンプー(陰イオン)ボディソープ石けん(陰イオン)があります。この反発し合う性質を利用して陰イオンに取り込まれた汚れが体から離れていきます。
- B陽イオン群 マイナスの細胞内に対して、それに対して電気的に反発せず、プラスとしてむしろお互い電気的に引き合う陽イオン界面活性剤であるリンス(陽イオン)、トリートメント(陽イオン)、コンディショナー(陽イオン)、柔軟剤(陽イオン)があります。この引き合う性質を利用して陽イオンに取り込まれた水分による保湿効果やその他の有効な成分の保持に作用してます。
【作用機序編】
上記を踏まえご説明いたします。通常、A陰イオン群は水で洗い流すことで、残らないですが、B陽イオン群は流れにくく、電気的マイナスの体によく付きます。いわゆる帯電です。一部の人でB陽イオン群が、十分に流せていないことが考えられます。流し方は様々で、下を向いてよく流せば体本体には付着しませんが、立位で背中の方に流せば体に電気的に付着し、体全体が電気的に陽イオン界面活性剤で覆われます。陽イオン界面活性剤を多く利用している人とそうでない人がいますので、利用頻度や残留量また、皮膚の弱い方や強い方で、陽イオンが帯電している頭部の表面や皮膚の表面に対して、電磁波の影響を受けやすい人とそうでない人に分かれると考えられます。
さまざまな医療現場で、電磁波過敏症患者には女性が多いと言われています。A陰イオン群である陰イオンの洗顔せっけんや一般的な石けんは誰でも使うので、性別差はありませんが、B陽イオン群であるリンス(陽イオン)、トリートメント(陽イオン)、コンディショナー(陽イオン)等を使用する頻度や量が、男性よりも女性の方が多いため、男性より発症率が高いのは納得できる話で、髪が長い人が多いのも女性です。子育てで忙しいとさらに要注意です。
化学物質過敏症との関係
電磁波過敏症と化学物質過敏症は、ほぼ同時に起きる事が多いと言われます。ちなみに化学物質過敏症患者は女性に多く 7 割以上が女性で、40歳代、50歳代に多くみられます。
髪は刺激を感じても炎症を起こしたりはしませんが、皮膚は刺激を感じると炎症を起こします。皮膚の表面に対してダメージを受けている人が、同時に化学物質過敏症になる人が多いのも腑に落ちる話です。詳しく言うと、皮膚や粘膜のタンパク質と体表の陽イオンが結合し、体が本来もっていないタイプのタンパク質に変化します。このタンパク質に対して免疫細胞が過剰に反応すると炎症が起こります。
まとめ
B陽イオン群:陽イオン界面活性剤により2つの影響を人体は受けます。
- 一つは、陽イオンの帯電で電磁波の影響を受ける「電磁波過敏症」。皮膚が生まれつき強い方は、化学物質過敏症を発症せず、電磁波過敏症に限定して影響を受けるかもしれません。最近では、男性もスキンケアをする方が多くなり、男性でも電磁波の影響を受ける人が増えています。
- もう一つは、陽イオン界面活性剤が頭皮や全身に与える影響で、皮膚が炎症を起こす「化学物質過敏症」。
ハイヒールが原因の場合
静電気をため込みやすい原因の一つが、靴底の素材にあります。人工素材、特にラテックスなどゴム底の靴は静電気をため込みやすい。本当はアース(地面)に接地され、足を通して地面へ自然に発散されるはずの静電気が、ラテックスやゴムなど電気を通しにくい人工素材を靴底に使った靴をはくことで地面に流れずどんどんたまってしまうのです。世の中には静電気防止シューズなるものもたくさん出ています。スニーカーからクロックスタイプまでかなり幅広く市販されています。精密機器を扱う工場の従業員や病院の医師、技師、看護師さんはこういった静電気防止靴を履いてたりします。
ちなみに、必ずしも静電気防止シューズでなくても、底のソール部分が革など天然の素材であればある程度電気を通してくれます。静電気をため込む原因にもよりますが、少なくともラバーソールの靴より症状が緩和されるはずです。
これが男性と女性ではかかとの形状が異なり、地面に接地する面積がハイヒールの場合、男性より小さいため地面に流れなくなります。ヒールは高くなればなるほど、またヒールの直径が細くなればなるほど、地面に静電気が流れにくくなるため帯電体質の女性になりやすいです。
靴底から静電気を逃がし、スパークの発生防止の静電靴に変えると効果が期待できます。
銀歯があると上記の理由で相乗効果がまして電磁波の影響を受けやすくなります。
ネット上でのその他の情報
「電磁波過敏症」を引き起こす要因の一部はこれで説明できますが、他にも様々な要因が考えられています。非常に強い静磁界が直接脳に影響しているのかもれませんし、歯の金属が影響しております。その他、電磁波過敏症はストレスも要因で、これによりマグネシウムを枯渇させ、マグネシウム燃焼率に拍車をかけてるのでマグネシウムを取りましょうという説がありますが、男性よりも女性の方がストレスが多いとも言えません。またPM0.1~2.5のような微粒子が体に溜まると脳神経が乱れ、電磁波が抜けにくい体になるという説、木造2階住宅の床下電磁波環境説、心臓ペースメーカー説もあります。女性が主に影響受けるのは、女性の方がホルモンの影響を受けやすく、下垂体 - 辺縁系が変動しやすいからという説もありますが、最近では、30代の男性にも電磁波過敏症の発症者が増加しているというのでホルモン説では説明がつきません。
機械的に一時的に対応する方法として、+、-のイオンを含む風を帯電体に与え電化を中和する方法、環境の湿度を上げ空気中に電荷を漏洩させる方法